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2004年10月17日

H16第1回長野県小学生タグラグビー大会

サントリーカップ 第1回全国小学生タグラグビー選手権大会長野県予選兼
第1回長野県小学生タグラグビー大会結果

2004/10/16
長野県ラグビーフットボール協会 普及委員長 小澤尚

大会当日は最低気温が7℃と朝から寒く、諏訪湖(岡谷市)から1時間半かけて集まるには、
子供たちにとってやや気の毒な天候。
それでも予定の午前9時には8チーム全員が集合し、開会式の後さっそく試合開始。

試合に先立ち大会事務局と参加チーム指導(引率)者とでルールや運営の擦り合わせ。県内でタグの大会を開催した前例はなく、この第1回大会を開催してみて、その課題や反省を次につなげて行こうと確認。

大会(試合)は8チームをA,Bの2プールに分け、まず予選リーグ戦を実施。予選プールは4チームの総当り戦で各プール6試合。試合は10分1本。会場内に2グラウンドを設け、2ヶ所同時に予選開催。 予選は勝ち点制[決勝大会規則(ガイドブック12ページの14,15)]とし、各プール上位2チームが準決勝進出。なお、勝ち点制は指導者や父兄も興味深そうで、引き分けや負けの場合の勝ち点を足しあいながら準決勝進出か否か計算していた。

準決勝に進出した4チーム中3チームが「上郷ラグビースクール」を母体とするチームで、上郷としては参戦した4チームのうち、4年生で編成したDチームのみが予選敗退となった。また、「高森町スポーツ少年団」を母体とする2チームは、残念ながら両チームとも予選敗退となってしまった。 準決勝のBは上郷の6年生どうしの対戦となり、同門、同部屋対決の結果、バックスを中心にしたAチームが決勝に進むことになった。

準決勝のAは「諏訪湖スクール」の6年生チームが上郷C(5年生)チームを下し決勝進出。なお、準決勝、決勝は、7分ハーフ(ハーフタイム1分)の前後半戦とした。

決勝戦は上郷A対諏訪湖Aというオール6年生のチームどうしの対決。やはり予選で3試合した後、準決勝、決勝と進んでくるには、上位学年のチームでないと難しいのだろう。 決勝では先制した上郷が終始主導権を握り、立ち上がりから諏訪湖を圧倒してリードを広げ、前半で勝負の大勢は決したが、諏訪湖も後半盛り返し、後半戦はトライを取ったり取られたりの好ゲーム。それでも走力、展開力に勝る上郷チームが圧勝して優勝した。

試合後の記念撮影は、準優勝の諏訪湖チームも笑顔で写真に納まり、すがすがしい印象を他の参加者に与えていた。特に諏訪湖は大会エントリーも一番早く、しかも一番遠方からの参戦だったが、指導者もプレーヤーも笑顔を忘れず、好印象を残して会場を後にして行った。大会事務局としても疲れを忘れる彼らの笑顔だった。 優勝した上郷Aチームは、ラグビースクールが母体ながら全員同じ小学校(飯田市立上郷小学校)の6年生で、県代表として参加する中関東大会での活躍が大いに期待される。

第一回大会風景





大会の結果

予選プールA 1 2 3 4 勝ち点 トライ 得失点 順位
1諏訪湖A  8 - 5   4 - 4   6 - 6  1 0 2 7 18 3 1
2上郷B  5 - 8  9 - 4 8 - 7 2 1 0 7 22 3 2
3高森B 4 - 4 4 - 9 6 - 8 0 2 1 4 14 -7 4
4上郷D 6 - 6 7 - 8 8 - 6 1 1 1 6 21 1 3
予選プールの勝ち点:勝ち3 点、引き分け2 点、負け1 点。各プール上位2チームが準決勝に進出。
勝ち点が同じ場合は以下のように順位を決定。
①直接対戦における勝者、②プール戦における総得失点差、③抽選。

よって、予選プールA組は2チームが勝ち点で並んだため、直接対決の勝敗で順位を決めた(諏訪湖Aが1、上郷Bが2位)。

予選プールB 1 2 3 4 勝ち点 トライ 得失点 順位
1上郷A  7 - 4   5 - 4  14 - 3  3 0 0 9 26 15 1
2高森A  4 - 7  5 - 8 7 - 5 1 2 0 5 16 -4 3
3上郷C 4 - 5 8 - 5 7 - 1 2 1 0 7 19 8 2
4諏訪湖B 3 - 14 5 - 7 1 - 7 0 3 0 3 9 -19 4

決勝トーナメント結果

この大会で優勝した上郷Aチームが、長野県代表として全国大会出場をかけ、
「中関東大会(2005年1月8日(土)味の素スタジアム)」に出場する。


関連ページ
http://www.rugby-japan.jp/future/tag/games/2004/


投稿者 nrfu : 2004年10月17日 10:49